ちょっと一息

永遠に続くかに思えたプリプロ、
おとといの夜にやっと個人でやる作業がひと段落しました。

ふーーーーーーー、長かった！

ひたすら自分と自分の音と自分の曲とで向き合うことを毎日繰り返すことで、学びもあり発見もあり・・・
時にはもう完全にゲシュタルト崩壊してなんの曲だったか分からなくなり心身ともに行き詰まったりもしましたが、
それでも続けることである日バリンと殻が割れるようにひとつ先の世界が立ち上がってきたりして、
そういうのを全部ひっくるめて本当に楽しかったです。

ここまで来てようやくちょっと一息。ですが、
アルバム制作の全行程の中ではまだまだ序盤・・・。
そしてこれからも、壁に当たってまた超えて、というのはずーっと続いていくことでしょう。生きている限り。

気を緩めすぎずにリフレッシュして、さらにこの先につなげます。



ということで！
昨日は起きたら天気もよかったので猛烈に緑を浴びたくなり、家を飛び出して鎌倉に出かけました。


着いてまずは、鎌倉に行くとほぼ毎回立ち寄っている、
「なると屋　典座」さんでランチ。

鎌倉野菜を使ったここのご飯はいつも、ものすごく新鮮です。
いろんな意味で。

この野菜をこんな使い方するんだ、というような驚きが毎回あるんですよ。

この日の主菜は揚げたカブの上に、塩もみをしたニンジンと、トマトを金時味噌であえたものがのせてありましたが、食べたことのない美味しさ。
初めて母と妹と行った時には味噌汁の具にトマトが使われていて、
びっくりしたけどそれも美味しかった。

レシピ本を見つけて買ってみましたが、料理の仕方や調味料はこれまたびっくりするくらいシンプルで、
あの美味しさはひとえに組み合わせの妙と、野菜そのものの新鮮な力と、
それを大事にくみとる料理人の方の愛情なのだろうなと思っています。



腹ごしらえができたら、いざ緑！
鎌倉の山沿いにある小さな神社やお寺に行くと、もれなく森林浴がついてきます。

鳥の声と、土と葉っぱの匂いのする風と、木漏れ日・・・
快指数１００、贅沢この上なし。

この辺りではいつもとてもいい声の鳥が鳴いているんですが、何ていう名前なんだろう。


さらには急遽ご連絡したお友達ご夫妻のおうちに寄らせてもらったり、
そこのお庭でうちの置物にそっくりなカエルを見つけたり、
ちょうど育てたかったミントをもらってきたり、
楽しかった〜〜〜〜。
いい1日でした。

鎌倉はいつも駅で降りた瞬間から空気が軽くて、なんか好きなんですよねぇ。また行こう。




これは置物の方です。
昨日出会った実物の写真は最下部に・・・。（嫌いな方注意^^;）

いただいたアップルミント。ペパーミントよりも優しくて甘い香り♪
根を出そうと水につけてます。
鉢で増やしてお茶にして、レコーディングの時に喉をすーっとさせたい。

（書くの忘れたので追記：なんで周りに水がこぼれているかというと、アップルミントは茎や葉の裏に細かい綿毛がいっぱいついていて、毛細管現象？で水が勝手に綿毛の隙間を伝ってのぼっていき、葉先からこぼれるみたいなんです。最初見たときはなんのいたずらかと思いました。）

こちらがお友達宅の庭のびわの木の上に見つけたカエル氏！手のひらサイズです。

動きもゆっくりで、かわいい・・・

世の中は不思議と感動がたくさんありますねぇ。

今日も頑張ろう。