年が明けて最初の月が早くも終わろうとしています。
先日、浜田省吾さんのファンクラブツアー「Shogo Hamada Official Fan Club Presents 100% FAN FUN FAN 2024 青の時間」が幕を下ろしました。
自分自身の活動にシフトして日常の生活が戻ってきたことににホッとしつつも、思い返せばとても感慨深いツアーでした。
今回のセットリストは、2015年以来参加させていただいてきた過去の浜田さんツアーのいずれとも違った音世界で、まずはコーラスする前段階でそこにコミットして曲想を感じとることに個人的にかなり心を砕きました。
アップテンポのロックンロールナンバーやファンクな曲でさえ深い憂いが描かれていたりして、しかも今の自分の年齢もあるんでしょうねw、共感することも多くて、何というか単純に盛り上がるだけではすまされない曲が多かったんです。
コーラスとしても、これまでの自分の経験値にとどまらない、より曲にふさわしい歌い方を求められている気がしましたし、本番を想定したリハーサルでもどうステップを踏んで動くのか、「こういうノリの曲はこう動くでしょ」みたいなところでは踊れない感じがしていました。
でも、考えすぎたところもあるかもしれませんが、そういう所を一度くぐって一つ一つの音や動きを洗い直したことが、終わってみるとすごく糧になったように感じています。
そこから本番では、曲を書かれた頃から時間を経た今の浜田さんの歌声に、またいろんなことを昇華していく力をいただきましたし、何よりこの深みと高揚の両極を備えたセットリストをがっちり受け止めて楽しんでいかれるお客さんのパワーと度量に、この内容がコンサートとして投げかけられていることの素晴らしさを感じました。
ツアー中盤で、浜田さんから中嶋さんと私に「それぞれに自分らしく動けばいいから」と言われたことも、また一つ開放というか原点回帰というか、改めて新鮮にステージを楽しめるきっかけになった気がします。
前回に引き続きキーボード、パーカッションにもチャレンジさせていただけたのもありがたかった。
あの音世界をいともたやすく形にしてしまうバンドメンバーの皆さまの素晴らしさは言わずもがな。スタッフの皆さんにも、今回も強力に助けていただきました。
浜田省吾さんのツアーに携わらせていただいて9年目。
毎回思うことですが、こんなコンサートを続けてこられている浜田さんやチームの皆さんの挑戦というのは計り知れず、また同じツアーは二度となく、その一瞬一瞬の光を肌で感じながらステージに立たせていただいたこと、本当に感謝しています。
そして会場でご一緒させていただいたお客さん。大きな音の波の中で歌って踊って拳を振り上げたあの時間、本当に幸せでした。また皆さまお元気でお会いできますように!
日暮のせまった時刻、湖も山もあまりに青くて、今回のツアーの始まりにふさわしい景色だなぁと思った一枚。