2025-01-23

狩野山楽を追いかけて

 Facebookからの転載ですが、忘備録として。

久しぶりに予定のないお休み🙌
ということで、最近ずっと気になっていた狩野山楽の襖絵を観に、東京国立博物館「大覚寺展」へ。

ちょうど去年の春頃だったか、茶人・織田有楽斎にまつわる展示で、たまたま狩野山楽の描いた蓮の襖絵に出会い、咲きこぼれた花びらが散っていく様子がまるでその場で起こっているかのように動きを持って伝わってくるのにビックリして、以来ずっと機会があれば他の作品も観たいと思っていたのでした。

以前は日本画といえば、何となくのっぺりと平面的な印象だったんですが(すみません🙇‍♀️)、その日を境に古い日本画や中国画の、西洋とまた違った角度から込められた動きや時間の感覚に魅せられています。

今回の大覚寺展では、水墨で描かれた山水画でのどかな農村を眺める温かな眼差しにホッコリし、
風に揺れながら咲き連なる牡丹の艶やかさにクラクラし、
うねるように枝を伸ばす松の力強さにお腹の中が熱くなるような勢いを感じ…
要は、満喫させていただきました(笑)




撮影okの箇所だけ写真を撮ってみましたが、見返してみるとやっぱり生の迫力には遠く及ばず。雰囲気だけここにシェアさせていただいて、また各地に眠る狩野山楽を追いかけてみたいと思います。

充電完了。
自分の作品づくりも再開します。

2 件のコメント:

  1. バジルミント2025/02/02 21:41

    狩野山楽とは渋いですね〜。ほんとに絵画は日本画でも西洋画でも生の迫力というのが感動に近いものがあります。絵画展に行けば自分も描けたらいいなぁライブに行けば歌えたらいいなぁと単純におもってしまいます。

    返信削除
    返信
    1. 本当に、生で観る体験って全然違いますね。近年になって美術館や博物館に行くのがすごく好きになりました。
      私も観るとやりたくなる派で、去年は隙間の時間に陶芸や書道にも手を出してしまいました^^; 楽しいことたくさんありますね!

      削除