2012-10-27

旅のアルバム3(ドイツ編)

デンマークの次は、6年ぶり4回目となるドイツへ!
この国はなぜか昔からご縁があるのです。

ここからはユーレイルパスを使って全て列車移動。
毎日5~6時間電車に乗る毎日・・・。

電車といっても、ICEというドイツの新幹線みたいな高速列車。
席も広いし大概テーブル席をゲットできたし、車窓の景色ものどかで
思ったより全然疲れませんでした。

コペンハーゲンとドイツの間には海があるわけですが、
ここは何と列車ごと船に乗り入れて、ドイツの港に着いたら
そのまままた線路を走るという通称「渡り鳥」号にて越境。
大胆。

船中ではデッキやレストランフロアなど、自由に動けます。

陸に着いたら再び電車でGo。




乗り継ぎ5時間半で、着いたのは…
あの有名な音楽隊の銅像でいっぱいの街、ブレーメン。

目的地に南下する途中に通るし、童話で知ってる地名だし
何かいいとこだったりするかしら、くらいのノリで降りてみたら、
これが大当たり!

ドイツで10番目に大きな街ではありますが、世界遺産級の古い建物が立ち並び、
自然も多く、

細い路地には中世から続くお店や工房が続き、人はシャイだけどあたたかい。
今回まわったたくさんの街の中で一番好きだったかも。


唐突にかわいいものとかヘンなものがいっぱいあるとことかw。

 馬の鼻から水が噴き出る噴水。
カエル王。 
 ブタ。



翌日はさらに南下。
出会って15年の仲良しを訪ねてカールスルーエへ。
最後に会った時は新婚さんだった彼女も、二児のお母さん。
買ったばかりのマイホームに泊めてもらいました。
家族でいるのが楽しくてしょうがなくて、この時間があれば
必要以上の出世もお金もいらないんだよねーと語り、
事実その通りの働き方や生活を選んでいる旦那さんが素敵すぎ。

人によって大事なものの優先順位は違うでしょうけど、自分に大事なものを
ちゃんと分かってあれもこれもと迷わないところが頼もしい。

次に会えるのはいつかなぁ。


さらに翌日は最終目的地シュツットガルトへ南下。
ここでお世話になった友人は、かの有名なミュンヘンのビール祭り
オクトーバーフェストについで規模の大きいシュツットガルトの
フォルクスフェストへ連れて行ってくれたんですが・・・

この雰囲気を伝えきれる写真が撮れていなくてすみません。。。
ど真ん中ではとてもカメラを構えられる余裕がありませんでしたww。
 写真は会場の、ほんの片隅です。

巨大ビール小屋の特設ステージで演奏するバンドに合わせて、
千人ほどの地元民が大合唱!!
(この規模の小屋が会場内にあと6〜7つあるらしい)

踊る!歌う!飲む!

ジョッキもでかい!私は片手で持てませんでしたよw。


テンション的には、日本の大学のサークルの飲み会を千人くらいの
大人がやってる感じです。
でもビールは非常ーにおいしかった!普段ほとんど飲めない私ですが、
ドイツのビールは飲めてしまう。
とはいえ妹と一つのジョッキを半分こでやっとでしたが…。




午前3時に友人宅に戻り、翌朝6時に起きてフランクフルト空港へ向かい、
秋のヨーロッパ紀行は、このような宴で幕を閉じましたwww。




なんだか今でも思い出すと夢のよう。


すっごくタイトなスケジュールでしたが、完全に目の前にある人や
物と、その場の自分がどう出るかに集中して生ききった!と思える
いい時間でした。旅の好きなとこはそれです。
ふだん住む自分の国や街でもこうありたいものです。


各地で訪ねた友人たちはみんな音楽がきっかけで出会った人たち。
過去に一緒に歌ったりイベントをやったりしてきたことが、
今でもつながっているのがとても嬉しい。

彼らの土地で今自分のやっている音楽を一緒に聴けたのもよかったな。
その国の空気やそこで普段話されている言葉の中で聴くと、
例えばleemixでも日本語の曲でも、聞こえ方が全然違って
これは歌とか言葉を考える上でとても視界を広げてくれました。
次はライブしに行きたい!


みんな背負うものは違っても、遠い場所で家族や友達とささやかに
生きている姿にじわっと力をもらった気がします。
私もそうやって生きていこう。
サンドイッチ屋さんやソーセージスタンドのおじちゃん、
かわいい紅茶屋さんのおばちゃんも、二度と会えなくても
みんな元気で。

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